豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

福島原発はGEの責任

 太田述正コラム(#4935、2011.8.17)にある。下にURL(イタリック)とともに、当該部分(太字)を貼り付ける。
 なお、本コラムには、原爆投下について、ソ連参戦と降伏、属国論など、太田述正氏の過去のコラムを引用して述べられている。全部をここに貼り付けたいところである。


URL:http://blog.ohtan.net/archives/52095760.html

<λζζλ>(同上)


 福島原発を作ったGEには100%の責任が無過失責任として課せられ、原発に起因する全損害=ダダ漏れによる海洋汚染から、風評被害での野菜や魚、豚・牛の減価や殺りくなど、また放射能からの避難コストや土地の評価減、移住費や新規取得の家の建築コストなどあらゆるものの損害を、GEは責任を持って負担をしなければならない
http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/370.html


 すべては、GE社製の 緊急の冷却装置が動かなかったからだ。
 オンボロの、故障の多い、冷却装置であることを、GE自身が、よく分かっていた。
 だから、青ざめたGEが、アメリカ政府に報告して、急いで、7台のガス・タービンの冷却用のエンジンを空輸すると、申し出ている。14日のことだったと記憶する。
 日本の日立と東芝(この2社は、実質は、GEの子会社なのだ。この大きな真実を業界人なら知っている)の技術者たちが、このことで怒り狂っているという。
 「もっと早い時期に、緊急冷却装置と電源盤を、日本製にすべて取り換えておくべきだったのだ」と、現場をよく知っている技術者たちが、上を突き上げているという。 
 だから、今度の福島第一原発の凶悪事故では、GEという会社の責任が一番、大きいのだ。
 これから、このGEの責任を、日本国民は、徹底的に、追及しなければいけないのだ。
http://d.hatena.ne.jp/longtonelongtone/20110403/1301790797


<太田>


 コラム#4658、4712でGE責任論の紹介をしてるし、#4755じゃ、読者のGE責任論を紹介している。また、コラム#4672じゃ、GEが原発事故後、関与している話も紹介している。
 ボクが知りたいのは、法的にGEに事故について責任追及ができるような契約内容になっているのか、その場合の管轄裁判所はどこになるのか、また、追及ができるとして、無過失の場合でもできるとされているのか、等だな。
 なお、ボク、防衛省不祥事(守屋事件)の時に、GEの責任を、コラム#2046、2135、2137、2139、2141、2150、2152、2153、2161、2169、2179、2199、2558で追及したぜ。



 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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