太田述正コラムからのコピペである。コピペの出発点と最終点は紫色で示し、注目してもらいたい部分は赤字で示した。コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。
中共の属国より米国の属国の方がましだと思っていても、独立しなければ、米中の力関係の変化に伴って、中共の属国に移行するという悩ましい状況である、というのが、このコピペが述べようとしていることである。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52266049.html
太田述正コラム#9448(2017.11.8)
<皆さんとディスカッション(続x3520)>
<太田>(ツイッターより)
「御用マスコミが報道しなかった来日トランプのトンデモ言動! 属国扱い、武器売りつけ、北ミサイル迎撃強要…」https://news.infoseek.co.jp/article/litera_7040/
この『リテラ』っちゅうネット雑誌、スンバラシー! でも一点だけ間違い。
属国なんだから、「属国扱い」→「宗主国たることの誇示」。
<カエルかえる>(同上)
米国の属国か中国の属国か、どちらも嫌ですが消去法で選ぶなら米国を選びたいよね。
<太田>(同上)
支那、日本、米国、のいずれもの属国を経験させられた沖縄の人々なら、キミの考えが完璧に間違ってるって確信をもって教えてくれるぜ。
それにしても、日本を独立させるという、単純かつ容易な選択肢が、キミのアタマの中にはなさそうなのは残念だ。 この機会に、無知を恥じると共に自立を志してみたら?
<カエルかえる>(同上)
日本の現状が属国であるという認識の根拠は?
また沖縄に関しては、私の拙い認識では、米軍基地は米国の世界戦略の一環である故に属国状態であると断じておられると想像するのですが、日本にとっては、中国の領土的野心を抑えるのに米軍基地の存在は好都合のように思うのですがいかがでしょうか。
<太田>(同上)
日本が属国であるのは日米安保が非双務的な日本保護条約だから。 なお、(沖縄を含む)日本の現状は、正確には米国の保護国であり属国じゃないが分かり易く私は属国と表現している。
沖縄は、支那の冊封国(広義の属国)→薩摩(日本)の属国→(日本の一部時代を経て)米国の属国(→日本の一部)を経験している。
沖縄の人々は、日本の一部>支那の属国>薩摩の属国>米国の属国・・これも広義の属国だな・・、との認識だが、それは史実に照らし、客観的に正しい認識。
後は
https://www.youtube.com/watch?v=bZEOb55Kp7A
以下を視聴すること。
<太田>
中共よりも米国の方がまだマシだ」と思ってる点では、「カエルかえる」クンは、日本文化チャンネル桜の水島さんと同じであり、広範な日本人の気持ちがそこに現れているが、彼らが直面しているのは、日本が「独立」しない限り、米中の力関係の変化に伴い、日本は自然に米国の属国から中共の属国へと移行するっていう悩ましい状況だ。 私の出た桜の番組でも、ある出席者が、中共の経済成長が止まる気配があるめいたことをさかしら顔で言ってたけど、中共の人口は米国の3倍あり、ほっといても、前者の一人当たりGDPは米国の半分くらいにはなる、と考えるのがむしろ当然。
そっから先が大変なわけだが、そのままの状態が維持されたとしたって、中共の経済力は米国の1.5倍で維持されるってんだから、米国なんて、少なくとも東アジアや南アジアじゃあ霞んじゃわざるをえないさ。
リフレーン
防衛キャリア30年大田述正
最大の安全保障はアメリカからの独立
http://blog.ohtan.net
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リフレーン2
日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦「管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)