豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

日本経済のすごさ

 三橋貴明著『高校生でもわかる日本経済のすごさ』(彩図社)は、分かりやすい、日本国民必読の書である。目次を読むだけでも、おおよそが察しられる。がいくつかのポイントを抜き書きしておこう。


 日本政府の借金(国債)は返す必要がない。そもそも世界各国どの国も借金は増え続けているし、それを返している国はない。また借金が子孫に残ることもないし、返すために消費税上げるのは本末転倒である。


 日本は輸出立国ではない。過去のGDPの成長は、個人消費、政府最終消費支出、公共投資が拡大して達成された。GDPに対して輸出の占める割合は5%以下である。だから円高である日本経済が破綻するというのは、大嘘である。


 日本の格差論は嘘っぱちで、WOEが、主要国のジニ係数を公表してから、日本の格差が諸国ほど大きくないことが分かって、最近は聞かれなくなった。


 日本は世界で最も安全な国で、犯罪件数は現在ただ今も減少中である。体感治安が悪化しているのは、マスメディアの報道手法のせいである。


 日本は世界で最もイノベーティブな国である。イギリスの雑誌「エコノミスト」の調査で、2006、2009年の二回連続で、そう認定されている。


 年金制度は心配ないが、一つだけ問題が残っている。「医療と介護」である。その解決のためには、消費税のアップが有効かもしれない。


 長くなったが、以上のようなことが、データを示して述べられている。データに基づいているところが、本書の説得力を高めている。私は上に結論だけを述べたが、本書にはもちろん理由が縷々きちんと述べられている。詳しくは本書をぜひ下からお買い求めいただき、特に年金世代の人々は本書で消費わずかに増やし、さらに旅行やら何やらで消費をなさり、GDPの上昇に貢献して下さるよう、政府に代わって願い上げる次第です。


三橋貴明著『高校生でもわかる日本経済のすごさ』(彩図社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4883927067/yahoo0bd-22/


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