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太田述正コラム#7977(2015.10.18)
<皆さんとディスカッション(続x2784)>
<太田>(ツイッターより)
<昨夕の>TBSの報道特集で在沖米総領事が普天間の辺野古移転を条件に嘉手納基地等の返還を考慮すると重大発言をしていたが、海兵隊の政治力が米空軍等に比べていかに強いかが改めて分かる。
なおこれ、もはや、琉球列島ひいては日本列島に米軍戦闘部隊が駐留する意味がなくなっていることの公式自認に等しい。
<Toshi>(同上)
御意にござりまする。
<おきしも>(同上)
イラクにどでかい大使館を作ったアメリカが沖縄から出て行きますか?
<太田>(同上)
イラクからは米実働部隊は政治的理由で出て行きました。
沖縄に関しては、中共等のミサイル等が整備され米実働部隊が標的化してしまった以上、狂ってる海兵隊を除き、軍事的理由で実働部隊は早晩出て行かざるをえません。
むろん、全ての裏に米国力の相対的低下があります。
<おきしも>(同上)
そうでしたか。欧州中東アジアでの覇権国の出現許さない米の戦略はやっと破綻するのですか?
属国日本は酷い目に合いそうで恐ろしい。
<太田>(同上)
欧州では独が既に覇権国であるところ、オバマは、中東と東アジアで、それぞれ、イランと中共を覇権国に育て上げることによって米軍を撤退させるべく画策してきた、と考えるべきでしょう。
日本については、基本的に心配無用なのであって、「独立」を果たしさえすれば、最低でも、日本人は、中共覇権圏内で、かつてビザンツ帝国でギリシャ人が占めた地位を享受させてもらえることになると考えてよいのではないでしょうか。 なお、オバマは、旧ソ連圏中、既にNATOに加盟している諸国を除く諸国に対する露の覇権を黙認していると思います。
リフレーン
集団的自衛権行使を首相に決断させよう
http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html
リフレーン2
日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦「管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)