豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

日本の再武装は何時になるか

 太田述正コラムからのコピペである。

コピペの開始点と終点は紫色の文字とし、重点は赤色の文字とする。コピペ元のURL(イタリック)と書誌的事項は、コピペの直前に置く。

 

 1節目は本コピペの目的としたところではない。2節目は、私流にまとめると以下のようになる。

いずれ中国の国力は米国を凌駕し、さらにアジアは復興し、日本は再武装する。再武装の時期に備えて(その時期を早め日本の弥生モードへの転換を促すために)今上陛下は退位意向を述べられた。中・米は日本の再武装を目指し日本包囲網を作った。

「一人、というか、二人というか、国民と政治家はともに未だ再武装への意識はないのである」。鉤括弧の中は私の考えである。我々は再武装の何を恐れているのだろう。

 

 URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/12386

太田述正コラム#10378(2019.2.16)
<皆さんとディスカッション(続x3985)>

<太田>(ツイッターより)

 「「ひとりでも安全に旅できる国」ベスト10 & ワースト10・・・日本は<ベスト10>圏外…」
https://www.msn.com/ja-jp/travel/news/%E3%80%8C%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%A7%E3%82%82%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AB%E6%97%85%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E5%9B%BD%E3%80%8D%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%8810-and-%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%8810/ss-BBTwd11?ocid=spartanntp#image=1
 どうして、ウズベキスタンインドネシアが圏内で日本が圏外なんだよ。
 殆どジョークだ。
 こんな調子じゃあ、日本文明総体継受にこれ努める中共とその他諸国との間の差が開くばかりだな。

<太田>

 USさん、(スライドをもう1枚増やすかどうかは今後検討することとしますが、)最後の[スライド#11]であるところの、「習近平の戦略、北朝鮮、トランプ、日本、そして世界」について、その中の「トランプ、日本、そして世界」の部分のスライド案とも解説ともつかないものを作ってみました。
 出来があまり良くありませんが、あしからず。

トランプ:

 米国の国力の相対的衰退→先の大戦「敗戦」で日本から押し付けられたところの、一、「自由貿易体制」からの離脱、二、「全球的対露抑止体制」の解消、によって、日本が成し遂げたところの、三、「アジア解放」は甘受しつつも「アジア復興」阻止を目指している。
 そして、中国に対して経済熱戦と軍事冷戦を仕掛け、中国の国力の米国超え阻止にやっきになっている。

日本:

 日本再武装を目指し、中・米による同床異夢的日本包囲網が成立。
 すなわち、かねてより、北朝鮮核武装を事実上奨励してきた中国は、2012年7月13日、尖閣諸島をめぐる武力行使を示唆(人民日報)し、その後、尖閣周辺海域での軍事攻勢を行って日本の対中脅威感を掻き立てた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E5%95%8F%E9%A1%8C
 (その後、安倍改憲の動き、及び、トランプの米大統領当選があり、この軍事攻勢を終了。)
 また、米国では、2016年12月19日、トランプの米大統領就任が確定し、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
現在に至っている。
 そのトランプの大統領選挙中の、「在日米軍撤退の可能性」や「(日本が)核兵器を独自に保有することを否定しない」といった発言
https://biz-journal.jp/2016/11/post_17141_3.html 
は、日本において、日米安保の信頼性への疑心暗鬼を生んでいる。
 そこに、かねてからモード転換示唆をされてきた・・旧大日本帝国臣民戦没者だけを対象にした累次の慰霊の旅の敢行・靖国神社参拝せず・自衛隊公式訪問せず・・今上天皇から、2016年7月13日、政府に相談することなく、退位意向報道
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E4%BB%81
という形で強い意思表示がなされた。

世界(今後の注目点):
 
 中国の国力がいつ米国を凌駕するか。
 日本は再軍備するか、するとしてそれはいつか。
 再軍備した場合、その日本は弥生モードに転換するのか、それともモード転換を止揚するのか。
 中国が日本の政治体制の継受を開始するのはいつか。
 (系–中国軍が党軍から国軍に転換するのはいつか。)
 中国が日本との提携を過去に遡る形で宣言するのはいつか。
 インドもまた日本文明総体継受に乗り出すかどうか。

 

 

 リフレーン1

 防衛キャリア30年太田述正

 最大の安全保障はアメリカからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf

 

 

 リフレーン2

 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)