豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

財務官僚はデフレ大好き

それは予算の分配で数多の要求をぶったぎれるからである。ぶった切れるということは、目をかける事も出来るから、依怙贔屓が可能で、財務官僚は密かにそれをやっているのではなかろうかと、私は邪まな想像をしている。

インフレで税収が多いと、余らせる訳にはいかないから、誰も予算をくださいとは言って来なくなるだろう。それでも使ってもらわなければならない。金を与えて感謝されない。財務官僚が最も嫌う状況である。だからインフレ反対。デフレバンザイである。

しかもデフレで消費税を上げれば、売れなくなるだろうが、企業は輸出で稼げる。何故なら消費税分が戻ってくるからで、それはつまり消費税分だけは確実に儲かるとなるのである。その結果企業がタックスヘイブンに隠し持った隠匿金額が300兆円だとか、何かで見たような気がするが、これは記憶だからあてにならないか。

またそもそも官吏は給料が保証されておりしかもそれはデフレにならずかえってアップもらえるので、生活費がかからないデフレの方が相対的に楽な生活ができるからのでもある。デフレで苦しむのは苦しむ者の勝手である。

とまあ財務官僚・特権さんの気持ちを忖度してみれば、こんなところか。

 

 

 リフレーン1

 防衛キャリア30年太田述正

 最大の安全保障はアメリカからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf

 

 

 リフレーン2

 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)