豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

 自動化書庫

 国際キリスト教大学図書館を訪問した。国内ではじめて自動化書庫を入れた大学である。
茨城大学図書館新設のための参考にしようと、図書館のライブラリアン三人と私とで見学にきたのである。
 すばらしい。一言で述べるなら、この一言である。十四メートル×五十メートルの広さに五メートルの高さの自動化書庫を備えることによって五十万冊の書籍を収納できるという。建物のことを考えないことにすれば、数億円の金額でできるらしい。古い書籍を収納して開架書庫には新しい書籍だけを入れ、いす、机を入れる場所を作れれば、図書館もぐんとよくなる。
 ライブラリアンに勇気を出してもらって、自動化書庫を中心にすえた新築を設計してもらいたいと考えてている。