豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

木村治美のエッセイ教室

 私は「木村治美のエッセイ教室『エッセイ友の会』」(NHK学園)を受講している。NHK学園は、昭和62年に「文章・基礎」講座を受講してから、途中「自分史」講座に代えた時期もあるが、その時期も含めて、継続して文章に関する教室を受講してきた。18年も勉強し続けていることになる。長い。それにしては、いつになってもうまくならない。これは素質の問題だから、努力でいかんともしがたいところがある。もっとも努力らしい努力をしているわけではなく、ただ継続することだけを目指しているようなものだから、うまくならないのは当然といえば当然である。
 さて今日のこれからのことである。「木村治美のエッセイ教室『エッセイ友の会』」の締め切りが近づいている。7月30日である。テーマは決まっていて『家族経営協定』という題である。下書きもできている。見直しをしてよければ浄書するだけであるが、ちょっと書き足したいこともあるので、下書きの書き直しが必要だろう。
「家族経営協定」とは、農家のために作られた制度のようである。農家以外にも役立つ考え方がこの制度には含まれているが、さしあたっては農家を目的としている。農業経営に参加する家族間で行政の立会いのもとに協定を結び、家族の役割を決め、その間に労使協定のようなものを取り決める制度である。家族の一人一人の役割と責任が明らかにされ、その結果としての利益の配分も取り決めることになる制度のようだ。もう少し言い換えると、農家における「嫁姑」の関係を、これまでの慣習から労使関係あるいは対等に近い共同経営関係に換えるものだと、私は理解した。
 家族経営協定を結んでうまくいった経営が、ある研究会で報告された。その報告の内容をまとめてみようと考えた。今日の午後の仕事とする。
 夕方、「細胞生物学」の予習ができれば今日は満点である。