豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

ドンマーイン姫君

 すばらしい結婚式であったようだ。ようだと書くのは、ニュースで見てるだけだからである。
 紀宮様はいかにも姫様である。あらせられる、と書かなくてはならないのだろうか。還暦過ぎてもまだ敬語が使えないことを許されたい。
 皇后陛下の「ドンマーイン」という言葉をかけてくれるという逸話がもっとも紀宮様、今は黒田清子様にふさわしく、もっとも印象に残った。「ドンマーイン」とマの後が長音になっているところに、おおらかさが特に表れている。篠沢秀夫学習院大学名誉教授のかんらからからと笑われる、左の前から三番目の列に座られる、という逸話が次に印象に残った。
 これから日本が回復していくことを象徴してくれているように感じられる結婚式であった。


[人気blogランキングへ]
 よろしかったらクリック願い上げます。