豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

 物忘れ

 六十歳になったころから物忘れがはげしくなった。これが最高にはげしくなったときが生きることを忘れるときなのだろう。きょうは手袋を忘れた。どこに忘れたかも思い出せない。自動車の中に忘れたのかと思ったが、女房に調べてもらったところ、自動車の中にはなかった。ないことが分かったのは土浦駅だから、自動車を降りてから切符を買い改札を通るあたりまでのあいだで落としたようである。どこで落としたか帰り道では調べながら行くとしよう。


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