豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

便所を長時間占拠するな

 わが日本国民は体力があまりになさ過ぎるのではないか。今朝もいい高校生が便所の鏡の前を占拠して髪のお手入れ。女の子にもてなくてはならない年ごろである。化粧するのはかまわない。が、化けるところは他人に見せるなよ。女の子がいないからいいというわけか。
 朝、化粧する時間もないほど疲れきっているということなのだろう、と私はこの現象を見て思ったことである。
 かって私が付き合ったアメリカの西洋人は、タフだった。寝てないなんて顔しなかった。朝飯をよんどころない事情で抜いても、へろっとしていてそんなそぶりも見せなかった。男は、否、人はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている価値がない、というのは、いつの時代であっても正しい。
 それはそれとして、大学の便所の便壺に、トイレットペーパーが固まりでよく捨ててある。阿見でも水戸でも見る。和式の便壺の方にである。あれはトイレットペーパーで手を拭いて、それを捨てていったものだろうか。そうであるなら、手拭いぐらい持ち歩けよ。


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