豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

回数券

 平磯に海水浴に行っての帰り、水戸から電車に乗るとき、回数券を使った。それで、そんないいものがあるなら荒川沖から水戸方向へ来るときにも使ったらよかったのに、と孫に言われたことを思い出した。鋭い子である。楽しみである。私はお線香をほとんど手向けない。これもなぜなのかと聞かれた。おばあちゃんが代わってかざってくれているからと答えたが、よく見ている。本当に頼もしい。
 昨日、写真ができてきた。近付くと泣き顔になるだけだった孫娘が、私のカメラに笑顔を向けてポーズをするまでになった。写真からそのことがよく分かる。これらの写真を眺めて半年暮らす。

 荒川沖駅七時七分発高萩行きに乗った。本日はできれば、京成百貨店を取材したい。


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