豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

さかもと未明

 自衛官など、命を呈して国に尽くす人々への敬意があまりに希薄だ、と氏は今日の「断」で嘆いている。同感である。
 しかし、二十代のころ、私も人並みに侮辱する精神に満ちていた。山本夏彦は、武力をもった集団を長期間侮辱してはならない、と説いたが、その通りである。
 今日の未明氏の発言は、出だしの意図が分からなかったが、持ち物ではなく、人の行為に敬意を払え、ということだと今になって分かった。「急にバッグが欲しくなくなった」とあるところを、流し読みで「急にバッグが欲しくなった」と読んでしまったせいである。


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