豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

五時間

 昨夜はテレビを遅くまで見て、寝たのは十二時を過ぎていた。今朝五時半に目が覚めた。五時間寝ると目が覚めるのは、それで足りているというのであろう。
 あの頃なぜあれほどカメラが欲しかったのだろうか。四十年前、給料を取るようになった頃のことである。カメラ雑誌をとり、何がいいのか毎日読みあさっていた。何を撮りたいということがあったわけではなかった。思い出した。電子顕微鏡を使っていて、現像焼き付けができるようになり、自分で写真の焼き付けをやってみたくなったのである。焼き付けするためにカメラが欲しかったのである。
 あの頃は電子顕微鏡写真がいかにも美しかった。なんとなく懐かしい。過ぎ去ってみればすべては懐かしい、とかっての上司はよく言っていた。


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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