豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

音は危険

 音は危険を知らせる。目と耳を比べれば、目の方が得られる情報はずっと多い。目から得る情報が九割だと何かで見た。確かにそうに違いない。だが危機にあたって役にたつのは耳からの情報である。空襲警報一つ挙げれば納得してもらえよう。NHK学園の三月締め切りはコンクール作品でテーマは「音」である。吉田先生は、近づいてくる爆撃機と遠ざかっていくそれとを区別できたという。ヒューンという爆弾は恐くないが、パスパスという爆弾は近くに落ちてきている音で、怖かったとも言っていた。
 サイレンには私にも思い出がある。ミシガン州での記憶である。とまあこんな具合に音が危険なことを探していく。
 今日ようやく一月締め切りのNHK学園のエッセイが終わった。これからしばらくは109回大会に専念できる。採点もすでに終わった。


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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