ちょっと古くなったが、「週刊新潮」08/12/25号の『変見自在』で、科挙の制(公務員試験)が役人をして民を苛めさせる制度であると説いている。
公務員試験の弊害は、兵頭二十八氏も説いていて、局長級から上の役人は理由をつけずに大臣が首にできるようにせよ、と述べている。二人は、役人そのものを悪と見ているように私には思われる。
太田述正氏は二人と少し違うようだ。議員、とりわけ自民党の議員が悪いと主張していて、民主党に投票せよという。『属国の防衛革命』53ページにこんな一文がある。全文引用する。
「つまり、自由民主党政権が、談合や、官製談合や、官製談合の背景にある官僚の天下りに対して、根本的なメスを入れるはずがないと思わなければならない」
太田氏の民主党に勝たせよという主張に説得力があるように今は感じている。
リフレーン
日本は原爆をもとう。
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