元首相安倍晋三が、産経新聞九月五日号に書評を書いている。『逆境は飛躍のチャンス』(澁谷耕一、PHP研究所)について「日本人の実に美しい生き方」と題して、書評している。
首相としては、いまいち成功しなかったが、この書評はけっこう様になっている。
書評の対象は、妻に先立たれて三人の子供を育てながら48歳で起業し成功した人の自伝である。評者の結論は、著者が人の縁を大切にするコミュニケーション能力に優れているが、この人の縁を大切にすることがこれからの日本人に求められているものである、ということのようである。
評者が、日本語についてのパネルディスカッションにおいてパネラーとして発言したのを拝聴したことがある。そのときもうまいと感じた。首相より評論家の方が板についている。
リフレーン
集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html
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