豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

アクセント

 本日の日本語の授業はアクセントであった。日本語教師検定試験用とはいえないような気はするが、中身は濃いものだった。


 アクセントは、目に見える形にすることがいい。手のひらを胸のあたりにかざして上下させるのがいいという。かなを教えるときに教えるのが一般的である。
[私のさとったところは、自分で納得するには、高低の印をつけたら、それにそって口に出して言ってみることである。]
 日本語学習者に教えるには、東京のアクセントが必要だが、アクセントの違う地方の人は、まず東京のアクセントを知る必要がある。一方、地方に住む学習者には、東京のアクセントでなく、その地方のアクセントを教えることが必要になる。
 一拍目と二白目は必ず高低が異なる。一単語内で一旦下がった音は再び上がることはない。


 アクセントは間違っていても、通じる。時期を逸すると教えにくくなとる。


「じゅうしょ」は、俳句の数え方・モーラでは3拍、音の数・音節では2音節である。「きって」は3拍、2音節である。

 統語についても教わった。にほん、ぎんこうと話して言うときのアクセントとにほんぎんこうと言うときのアクセントは異なる。つまりアクセントを変えることによって、2語なのか1語なのか区別できる。前者を弁別機能、後者を統語機能という。


 アクセントの形
 助詞がついたときの形である。
   平板型      えんぴつ が、 つくえ が▔▔▔
  起伏型
   頭高型      みかん が、 でんき が
   中高型      たまご が、 せんせい が
   尾高型      いもうと が、 あした が
   

 以上の内容だった。


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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