豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

助詞「が」、「は」

 本日の日本語講義は、助詞「が」と「は」の違いであった。ごく簡単に教科書の解答を参考にまとめる。

 が
 ①主格・主語:
     子ども(が)、泣いている。
 ②対象:とにかく、金よりも時間(が)ほしい。
     田中さん(が)好きだ。
     茶碗蒸し(が)つくれますか。
     うちのマンションから花火(が)見えた。
     問いの5番(が)わからない。
     どうしたわけかトンカツ(が)食べたくてしょうがない。
 ③部分を取り上げる:
     象は、鼻(が)ながい。
     大関は、目(が)ぎょろっとしている。
     あの店は、ハヤシライス(が)うまい。
 ④逆接:
     家賃は安い(が)、古くて狭い。
 ⑤「話しを続ける」・前庭:
     お姉さんもきれいだ(が)、妹さんもきれいだ。

「が」と「は」の使い分け
 が:「が」の前の部分が重要な場合、前が新情報の場合
     いったい、誰(が)犯人なのだろう。
     どんな土地(が)、じゃがいもの成育に適しているのだろうか。
     昔々、あるところに、おじいさんとおばあさん(が)、住んでいました。
   「は」の後ろの部分が重要な場合、後ろが新情報の場合
     血液型(は)、Aですか、Bですか。
     息子さん(は)、いくつになられましたか。
     おじいさん(は)山へ芝刈りに、おばあさん(は)川へ洗濯に行きました。

「が」と「は」どちらも使える場合:意味が異なる
     京都(は/が)、空襲をまぬがれた。
     「は」:京都のことを話していて、談たまたま空襲の話になった。
     「が」:空襲の話をしていて、どこかまぬかれたところがあるのかが、問題になった。

「は」は、比較・強調に使われる。

「は」は、否定に使われる。     


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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