豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

沖縄集団自決

 茨城県国際交流協会は、茨城県CIRの一人、平成24年度はオレリー・ノエルさんを司会講師にして、ほかに一人の外国人をゲスト講師にして、上半期10回下半期10起きには耳鳴りが必回な英語によるセミナーを開いている。世界文化セミナーと称している。ただこのセミナーが何回めのものなのかは私は知らない。私は一昨年から参加した。
 平成23年度の最後のセミナーは台湾出身のアメリカ人が、標題に関して、当時の日本軍が命令によって民間人の自決をさせた、というセミナーを行った。
 私は、少し卑怯な言い方になるが、軍の命令があったかなかったかについて、ここに述べるつもりはない。ただ、外国の人からそのことについて、教えを受けようとは思わない。
 例えで悪いが、こんな場合を考えてもらいたい。アメリカ人の同様の受講生に対して、日本語で日本人がセミナーを開いている。資料は日本語のものだけである。そこで、これこれこんなことをしてきた、とアメリカ人にとっては多少芳しくないことを資料は、これこのとおり、とやることが正しいかどうか。
 それが英語での議論ならば、まだ正しい。
 こんな理屈は理屈になっているだろうか。


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)