豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

現金自動支払機

 消費税増税問題を国際金融の次元でとらえ直すと、日本は増税によって米欧のための「キャッシュ・ディスペンサー」の役割を確約したといえるかもしれない。


 今日の産経新聞の「日曜経済講座」(田村秀男)の中の一文である。やはり、と私は感じたが、この文がなにを言わんとしているのか、本当には分かってはいない。他人にこの文の意味を説明できないからである。


 キャッシュディスペンサーをやめるには、属国をやめるしかない。太田述正氏のメルマガやブログを読んでいれば、こう結論を出すしかない。


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)