太田述正コラムからのコピペである。
9月27日付の産経新聞の「正論」の「日本は中国の「贖罪の山羊」か」(村井 友秀)の文言に対して、太田述正コラムが、反論というか、解説をしてくれている部分をコピペ(太字、一部赤字)させてもらった。コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52184571.html
太田述正コラム#6476(2013.9.27)
<皆さんとディスカッション(続x2034)>
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
かねてより、個人的によく存じ上げている防大の村井さんだが・・。↓
「・・・中国の高校の教科書には、19世紀にロシアの軍事的圧力の下で結ばれた不平等条約により、アムール川の北側とウスリー川の東側合わせて日本の国土の3倍近い100万平方キロ(尖閣諸島は6平方キロ)の固有の領土が奪われたと書かれている。ロシアは国民の敵意の対象として十分な資格を有するものの、強力な軍事大国でありスケープゴートにするには危険過ぎる。・・・
→中共として、かつてのスターリン親分の国で現在も中共とつるんでくれるロシアを敵に回すわけには行かない、というだけのことでは?(太田)
<尖閣問題で強く出ている中共>の目的は、国民の敵愾心(てきがいしん)を煽(あお)り国内矛盾から国民の目を逸(そ)らせることであり、実際に戦争することではない。・・・
日本は、挑発には強く反撃してくる国だと相手が認識すれば、スケープゴートに適さなくなり、相手国のスケープゴート候補リストから削除されることになる。・・・
→中共は、挑発を続ければ、偶発紛争勃発の危険があり、その際に惨めな敗北をする可能性が100%近い以上、尖閣問題での挑発の継続は、単に国内消費用とは考えにくい。
ロシアや旧ソ連のカザフスタン等以外の殆んど全ての「隣」国に挑発している中、日本に対してまで挑発を執拗に続ける必要は必ずしもなかろうってこと。
(だから、中共は日本を「独立」させようとしてるって私は考えたわけ。)(太田)
リフレーン
集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html
リフレーン2
日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦「管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)