豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

途方もない無駄遣いを許す風土にせよ

 藤原正彦久々のヒット。


 日本が今後もノーベル賞を取りたいと考えるなら、費用対効果などという下衆な発想は捨てるべきです。途方もない無駄遣いを許す風土が金の卵を生み、それこそが゛国家の品格゛でもある。(週刊新潮、10月23日号)


(上記の意見に近いと思う意見を太田述正さんが書いていた。つまり、実学ではなく、真理を追究する学問をしなさい、というような意見だったかと思う。)


 上記の太田述正さんのコラム(太字)を見つけた。最近どっかで見たなと思っていたが、まったく同じではないが、これならまあまあ近いだろうと思う。以下に貼り付ける。実学は職業教育、学問は学術研究と記していると私は考えた。
 URL(イタリック)と書誌的事項は太字の直前に載せる。


URL;http://blog.ohtan.net/archives/52210893.html
太田述正コラム#7225(2014.10.7)
<皆さんとディスカッション(続x2408)>

<太田>

 国立だの私学だのという以前に、彼の、学術研究より職業教育を、という発想を僕は問題にしてるんだよ。
 いちいち過去コラムをあげないけど、そもそも、日本の国立は「学術研究より職業教育をという発想」で始まり、遺憾ながら、私学もこの発想を踏襲して現在に至ってるわけだが、それを更に徹底してどうすんだ、日本の高等教育から学術研究を追放するつもりかよってこと。

 リフレーン
 集団的自衛権行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)