豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

併合の第一歩完成

 太田述正コラムからのコピペである。コピペの出発点と最終点は紫色で示し、注目してもらいたい部分は赤字で示した。コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。


URL;http://blog.ohtan.net/archives/52265149.html
太田述正コラム#9398(2017.10.14)
<皆さんとディスカッション(続x3495)>

<太田>(ツイッターより)
 「…通貨協定の延長は6月<から、>…「政経分離」の原則<に則り協議が進められたものだが、>韓国政府、韓国銀とも…<まだ>正式な発表ではない…という。」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22224650T11C17A0FF8000/?dg=1&nf=1
 政経分離とは笑っちゃう。
 発表の仕方も中共の指示に従ってるんだろ。
 併合の第一歩完了。

(一部省略)


<rsvfI0Fk>(同上)

≫おー、ついに、習ちゃん、韓国に親日へ転換させることを諦め、韓国併合政策に着手か。≪(コラム#9398。太田)
 そもそも中共に韓国を親日に転換させる気なんて最初からあったんでしょうか?

 頭っから韓国併合を狙ってたって言われた方が納得しやすいんですが。
 更にその後は日本も併合しようとしてるんじゃないんですか?

⇒丸っきし、太田コラムを読んでないね。
 中共との相対的力関係から、やがて、米国は、東アジア/西太平洋・インド洋、から全面的に引いて行かざるをえない以上、日本は、このままで、必然的に米国の保護国から中共保護国に移行するはずなのに、習ちゃんが、あえて波風を立てて日本を覚醒させようとしているのは、そうなって欲しくないから、と考えざるをえないワケ。
 で、こっからは、初めて言うことかもしれんが、どうして旧清領中、外モンゴル朝鮮半島チベット/新疆ウィグル、に対する、中共当局の政策が、それぞれ異なるかだ。
 これは、何度も言ってることだが、支那漢人諸王朝・・現在の中共もその系譜に属する・・は、出血大サービスの華夷秩序で辺境を守ったくらい、損得勘定(費用便益的アプローチ)の権化だ。
 でと、(諸君周知の日本のことは置いといて、)習ちゃんは、外モンゴルには自立能力があるのに対し、朝鮮半島は南北とも自立能力が失われつつある、チベット/新疆ウィグルはどちらも宗教上の理由から自立能力がない、とそれぞれを見てるんだと思う、ちゅうか、見てるハズなんだな。
 (なお、自立能力なし=その地域の内外情勢が不安定化する=対処する費用が嵩む、から困るワケ。)
 とはいえ、朝鮮半島のように併合するのも、日本のように保護国化するのも、それぞれの内外情勢の安定化にだって、それなりに費用がかかることから、習ちゃんが(前者はちょっと、後者は・・ご承知のように別の理由も加わってるところ、・・深刻に)躊躇するのは当然なんだよ。(太田)

<NMiGlCbQ>(同上)

 太田さんの、韓国の反日事情は、その淵源が統一新羅にあるのでは、と言う論、知的好奇心をくすぐられ、非常に興奮しましたが、それを自分が周りに語っても納得してくれないだろうなぁ。


 リフレーン
 防衛キャリア30年大田述正
 最大の安全保障はアメリカからの独立
 http://blog.ohtan.net
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 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)