豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

今週号の管見妄語

 今週号の管見妄語はよかった。ハリルホヂッチ監督解任を例示にして、日本人を献身的に頑張らせるものが何かを書いている。「仕事への使命感や、上に立つ人への敬愛などが必要である」と書いている。日本人は高圧的に言われてもすぐには反発せず従順に従うが、心の中でわだかまりを大きくさせる。香川本田岡崎などを外し、その非情さに選手は心を凍らせた。韓国の方が上だと思っていた、発言した。選手の心は完全に離れたはずだ。先日のマリ戦ウクライナ戦は目が死んでいた。
 忖度という芸を知らない外国人にとっては日本人はすこぶる扱いにくい人種なのだ、が今週号の結論である、と私は考えた。


 しかし、けっこう日本人の中にも、上に立つ人への敬愛などを必要と感じない人もいるように私には思われるのである。


 リフレーン1
 防衛キャリア30年太田述正  
 最大の安全保障はアメからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/blog
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 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)