豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

今、世界にわからせるのか、もう少し待つのか

 太田述正コラムからのコピペである。コピペの出発点と最終点は紫色で示し、注目してもらいたい部分は赤字で示した。コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。


 赤字で示した文言のあとのURLをクリックして太田さんの言うところの「筆者」の文の最後を見たら、下の鍵括弧でくくった文言で締めくくられていた。太田さんは、中国が上に立つと言っているのである。そして、日本はどうするのか、と問うている。黙って待っていれば中国の属国になるだけだ。次の節でそう述べている。それはそれでやむを得ない、というように、太田さんはかって述べていたように記憶している。

「つまり、習氏にとって本当の問題とはただ一つ。中国が世界の覇者であることを今、世界にわからせるのか、もう少し待つのか、それだけなのだ。」


URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/10456
太田述正コラム#9808(2018.5.7)
<皆さんとディスカッション(続x3700)>

<太田>(ツイッターより)
 「中国と米国のどちらが上に立つのか。世界はまもなく、米中間の歴史的駆け引きを目撃することになろう。この戦いは、直接的には貿易戦争の形を取る。だが、その一方で争点になっているのは、東アジアにおける戦略的な覇権、つまりは世界秩序だ。現在のところ中国は、一般に考えられている以上に有利な立場にある。…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%8c%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e3%82%92%ef%bd%a2%e6%8a%91%e3%81%88%e3%82%8b%ef%bd%a3%e3%81%ae%e3%81%af%e6%99%82%e9%96%93%e3%81%ae%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%a0-%e8%b2%bf%e6%98%93%e3%82%82%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%82%82%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ab%e8%bb%8d%e9%85%8d/ar-AAwOJSP?ocid=ientp#page=2
 筆者は、北朝鮮中共の駒でしかないことには気付いていないが、このくだりに関しては正鵠を射ている。
 太田コラム読者だけではなく、日本人全員が、この冷厳な「事実」を踏まえて、今後、日本は、そして自分は、どうすればいいのかを考えて欲しいねえ。


 リフレーン1
 防衛キャリア30年太田述正  
 最大の安全保障はアメからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/blog
(「皆さんとディスカッション」をクリックしてください)


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)