豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

独立法人化はマズかった

 太田述正コラムからのコピペである。コピペの出発点と最終点は紫色で示し、注目してもらいたい部分は赤字で示した。コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。


 大田述正コラムに、地方大学出身で東京大学に移って卒業した研究者から、ノーベル賞がしばしば出る、といった内容のものがあったように思う。地方大学の理系の研究室は、1年の研究費が100万円以下である。それで数人の卒論生の卒研の面倒を見て、自分の研究もやって、学会誌に投稿している。いくらも研究費などは必要とせずに、それなりに独自の研究をしている。そこを卒業した学生が、ちょっと研究費の豊富な大学へ移ればいい仕事ができるように訓練されている、と私は考えている。

 お金はたいしていらない。自由な研究が保証されれば、研究費はわずかなものである。だから企業から研究費をとることにあまり血道を上げないのである。今はただしどうなっているか、退職して10年になるので、分からない。企業からの出資を一生懸命稼いでいるかもしれない。


URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/11492
太田述正コラム#10108(2018.10.4)
<皆さんとディスカッション(続x3850)>
<sNv7zCbg>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 こんなことをノーベル賞受賞者の中村先生が言ってるけど太田さんはどう思う?
https://newswitch.jp/p/11126

⇒日本に生まれても、日本型政治経済体制が根っから肌に合わない、中村センセのような人も中にはいるってだけのこと。
 理学と工学を截然と分けることはできないが、少なくとも、理学の発展には、日本型政治経済体制的な土壌の方がより適してるんじゃないかな。
 (文系の諸学問はもちろんそうだ。)
 「純粋」理学の学者達にカネ集め(カネ儲け)に時間を割けってのは、誰でも邪道だと思うだろ。  そういう観点からいくと、国立大学の独立法人化を文科省がやったのは、マズかったんじゃないの。(太田)
 

 リフレーン1
 防衛キャリア30年太田述正 
 最大の安全保障はアメリカからの独立                                                                              https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf

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 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)