豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

大学教師

私は、本名では大学教師で勤めを終えた。中途採用だったから、勤務年数はそう長くはなかった。学部長になるとか学長になるといった出世コースには乗らなかったが、まあ大過なく二十年ほど勤務した。講義は自分の勉強してきたことをしゃべることだから、まあなんとかこなせた。一番まいったのが入試問題の作成であった。日本中の目が注目している。あわよくばボロを見つけ出してたたいてやろうと鵜の目鷹の目で見つめているようであった。  細部にわたって凝視されているように感じていた。辛かった。二十年で数えるほどしか担当しなかったが、この作業で注目を集めるような事態にはならないですんだ。(01:11)

 リフレーン1

 防衛キャリア30年太田述正

 最大の安全保障はアメリカからの独立                                                                           https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf

 リフレーン2

 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)