豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

 国家の品格

 週刊新潮福田和也が分かりやすい書評を書いている。12月22日号だったかと思うが、違っていたら後で訂正する。(週刊新潮の号数はあってたので訂正の必要はない)
 論理は出発点が正しければ正しい結論が得られるが、出発点が間違っていれば間違ったところに到着する。出発点は情緒で決める。日本は情緒の国である。論理の国を目指さず情緒の国を目指せ。
 『国家の品格』(藤原正彦)を私はそう読み取った。福田和也もそう読んだかと私は考えた。久々に福田和也を読んだ。普段は私には正直なところ難し過ぎて敬遠している。たまたま内容の分かるものにあたったのである。『国家の品格』を読み終わってまだ間がない時期だったので、どこかに目についた箇所があったのである。
 『国家の品格』は学生にぜひとも読ませたい。


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