豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

 事故

 常磐線お得意の事故があった。架線にビニールがかかった事故である。十八時三十五分に乗れるところが、十九時十分発になるだけですんだのは、幸いだった。ただ待つだけというのはつらいので、「黄門そば」でそばを食おうとでかけたが、休み。水戸庵に入った。煙と酒の臭い。しまったと思った。駅構内のそばやは夕食時は飲み屋に変貌するのである。
 カウンター席を指定される。へぎそばセットを頼むも、これはランチセットとのこと。残念。夫婦セットを頼む。前に座った人はざるそばの大盛りをうまそうに食ってた。つっつっと小刻みにすすってく。うまい食い方だ。そばの食い方に慣れている。
 大盛りざる、こういう手もあった。
 しかし何はともあれ、夕食時の構内そばやは、酒とたばこがだめな人間は近寄らない方がいい。まして、電車が遅れているときなどは、ちょっと酒でも飲んでタバコを吸って待つか、となるはずである。


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