豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

 強くなければ

 強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている意味がない。
 確かそうだったと思う。人生はこの言葉につきていると思うがどうか。
 バスのなかで通路を塞いで立っている二人の大学生がいた。降りるとき、ごめんなさいと言って通路を開けさせたのだが、はいっ、というちょうどいいくらいの大きさで返事が返ってきた。欧米人ならすかさずサンキュウとさらに返事を返すところである。それをしなかった。そのまま通りすぎて、優しさが不足していたと反省しているところである。
 人生そんなに難しくない。表記のことができればけっこうかっこうがつく。


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