豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

乳牛と肉牛

 次男のつれあいに、乳牛と肉牛の違いについて聞かれた。
 種類が違うのだが、質問した理由は、お乳を出しているあいだは妊娠しないのか、ということを知りたかったようだ。
 乳牛は六十日ごろに妊娠させ、妊娠したままお乳を出して、三百日ぐらい搾る。四十年前には七千キロで高い泌乳牛だったが、今は二万キロも出す牛がいる。乳牛の改良はずいぶん進んでいる。
 肉牛は子牛に授乳するが、黒毛和種などは人が搾乳したのでは乳を出さない。人が搾乳できる牛もいて、日本短角種などがそれで、それでも千三百キロぐらいのものである。
 ただ肉牛も授乳中に妊娠させるから、妊娠しつつ子育てをしていることになる。このあたりは乳牛と変わらない。


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