豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

また帽子

 また帽子を置き忘れた。たぶん授業の教室に置き忘れたのだろうと思う。後ろの授業が終わると同時になだれ込む。今日などは教師まで入ってきて準備を始めた。追い立てられているようで、帽子まで気が回らなかった。あるいは白墨の粉をおとそうとして、手を洗ったところに置いたろうかと思って、引き返したがなかった。教養の事務にタノンできたから、出るものなら出るだろう。


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