豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

モンスターペアレント

 モンスターペアレントなどという言葉があるらしい。学校に無理難題を言う親のことをいうらしい。
 平成19年1月29日(月)の産経新聞の教育欄にあったことである。
学力低下、学級崩壊、悩む先生… 真犯人はこいつだ」という題で「向山洋一」が書いている。
「次々っと倒れ入院する担任、対応のため仕事にならない管理職、自殺まで追いつめられる若い教師…。モンスターペアレントによる被害は深刻だ。すぐに手を打つべきだ」
 として4対策を挙げている。その中の第4がすごい。
「第4は、多くの専門家の意見だが、『既に犯罪の要件を満たしているので、警察などにも入ってもらう』ということだ。
 私はこの意見に賛成する。多くの学校、子供、教師が救われる」
 学校問題は既に警察の手に渡さねばならないところまできている、ということのようだ。1976年アメリカの大学に1年生活したとき、大学のキャンパス内を管轄するだけの警官グループがあり、大学の所属する町の警察があり、という按配であった。キャンパス内の警官の方が地位が高いということだった。日本も小中高と警察官に常駐してもらわねばならぬ時代になったのだろうか。
 アメリカは当時既に警官が常駐していたのである。

  [人気blogランキングへ]
 よろしかったらクリック願い上げます。