豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

写真と絵

 昨日、水彩画の展覧会に行った。その後ブリジストン美術館に立ち寄って帰ってきた。
 水彩画を見たあと油絵を見ると、たいていの油絵は、時間が経っていて絵の具が変質しているのか、黒っぽくて薄汚い。それにごたごたしていてうっとおしいものが多い。とくに黒っぽく変色しているのが、見る意欲をなくさせる。それと比べれば水彩画は鮮やかで美しい。どうして水彩画は、売り物がないのだろうか。


 もう一つの疑問は、写真と絵の違いである。女房は今、写真に撮ってきた景色や人物を鉛筆画に描き写しているが、写真に撮ったものをわざわざ絵にしなくとも、写真のままで美しさは味わえそうな気がする。しかし「絵の方が美しいでしょう」と言われてみれば、まあ確かに絵の方が美しく感じる。

 今朝の産経に世界文化賞の記事があった。受賞者の一人、杉本博司氏がこう言っている。

「受賞を一番驚いたのは私。絵画部門と聞いて2度驚いた。長い間、写真は芸術でないと攻撃されてきたが、この受賞でようやっと写真も芸術であることが確定した}


 リフレーン
 国家反逆罪新法を作ろう


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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