豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

産経の責任は大きい

 産経が、吉田トクトリンの延命に力を貸してきた、と太田述正氏はコラム#3987に書いている。そんなこと、少しも思ってもみなかった。産経の編集関係者や主要政治記者は、全員頭を丸めろと述べている。
 #3987のURLは下に記す。
 http://blog.ohtan.net/archives/51974322.html


 産経の記事の引用部分からコピペする(太字部分)。


それでは、記事の紹介です。

 「オバマ政権の高官たちが鳩山由紀夫首相をloopyだとみなしているという米側の報道が話題を呼んだ。この英語の意味が「愚か」にせよ、「現実遊離」にせよ、実感は遠まわしながらよく伝わってくる。だが私が最近、聞いた、もっと直截な言葉はcontempt(軽蔑)である。・・・
 保守系シンクタンクヘリテージ財団」のブルース・クリングナー上級研究員<は>・・・「日本はアジアでも無意味となりかねない」という題」<の>・・・論文・・・<で、> 「日本は日米同盟からいつも安全保障や経済の最大利益を得ながら、米側に対しては最小限の互恵のジェスチャーをみせるだけだ。経済力を政治や安保に転化できず、当の経済力も溶解し始めた・・・
 日本の一部の識者は自国の『ソフトパワー』を強調するが、これも政治的影響力に転化はできず、安保上の責任を避けるための言い逃れにすぎない。ソフトパワーなるものは安保の責務を補強はできても代替はできないのだ・・・
 <日本は、>アジアの危険な戦略環境に対し防衛費を8年連続で相対的に減らし、集団的自衛権も禁じたまま、自衛隊国際貢献には愚かなほどの制約を課し、中国その他の諸国が国際安保への寄与を増大していることから目をそらし<てきた。>」などと指摘する。
 そうなると日本の無意味化の責任は自民党にも帰されることとなる。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100504/plc1005040255002-n1.htm

 ↑私は、「<米>国政府が、日本による米軍駐留経費の負担を維持させたいという思惑もあって、・・・表面化していないだけ<で、>・・・日米関係はかなり危機的な状況にある」(拙著『防衛庁再生宣言』4頁 2001年)と以前から言い続けてきたけど、それが、政権交代の「功績」で表面化してきたってわけだ。
 あーた、そんなことに今頃気づいたのかい?
 自民党べったりの論陣を張り、吉田ドクトリンの延命に力を貸してきた「右」の産経や讀賣、とりわけ産経の責任は大きいぜ。
 古森義久記者を始め、これまでの産経の編集関係者や主要政治記者は、この際、全員頭を丸めたらいかが?



 リフレーン
 国家反逆罪新法を作ろう。


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


  [人気ブログランキングへ]
 よろしかったらクリック願い上げます。