豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

トライアド・インタビューと日本語能力試験、日本語教師

 早稲田大学向後研究室のホームページからとった資料を基に、トライアド・インタビューが説明された。

 トライアドとは三人組という意味である。多くの人がいる集団で、全員が自分の意見をことばにする方法である。一人が自分の意見を述べ、一人が聞き手として話をしやすいように質問する。三人目が記録する。これを三人で順繰りに三回行う。記録されたものは発言者に加筆・修正を求める。

 こうして、「コミュニケーションって?」というトライアド・インタビューが4月28日に行われ、各自がメールで提出した。その結果が本日先生から配布された。全員の意見を総体的に眺めると、コミュニケーションとは、次のようなことの総体である、ということになった。

 まず、コミュニケーションは伝えたいことが伝わることである。話すことだけが伝える手段ではないこと、面と向かって伝えるものという感じが強いこと、だからテレビを見るだけではコミュニケーションとは言えない(この項は先生の説明)こと、などである。さらに外の人の意見に影響されることを、今回のトライアド・インタビューで経験できたろう、ということも言われた。

 ついで「コミュニケーションを〜。」の〜に入ることば考えた。「する、はかる、使う、とる」、などがある。辞書での意味も参照しながら、「はかる」、では、「はかったのに失敗した」という感じがあり、「とる」、を使うことが多い。受け取り合う、ということばから想像されるように、コミュニケーションには相手がいることが分かる。ただ、受け取り方は人によって違う。
 以上コミュニケーションのトライアド・インタビューから得られたことどもをまとめた。


 日本語能力試験は7月と12月に行われる。1級から5級まであり、5級は150時間、1級は900時間の学習で到達する。留学生は1級を目指す。大学の授業には1級が必要だからであるの。EJVもある。自国で受けてきて渡日前に入学許可が出る。中国は渡日前の試験はない。

 日本語教師
 いい先生悪い先生の例を挙げて健闘した。 学習者の考えるいい悪いと、機関が考えるいい悪いとは一致しない。教科書42ページ43ページを見ること。本授業の受講生は、相談にのってくれるような先生をよし、としていた。[これは42ページ柔軟性などを求めているのに対応していそうだ]。一番大切なことは、習いたいと考えていることを教えることである。
 アルゼンチンからの留学生の遅刻の話があった。
 ニーズにあわせて教える。その意味で、教師ではなく、今は支援者という。
 幅広い知識には、日本の踊り、日本の歌などが考えられ、必ず学習者から聞かれるという。
 アメリカでは日本語学科より中国語学科の方が人気がある。


 リフレーン
 国家反逆罪新法を作ろう。


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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