6月8日(水)の「日本語教育概論1」の?のとりまとめを行う。
媒介語
最初に勉強するときにあればいい。「わ」と「れ」の違いなど、丸くなっているところと尖っているところが違う、というのを、媒介語なしで説明するのは、難しい
動機を保てれば媒介語なしで勉強するのがいい。子供の場合、ずっと集中が続く子もいるが、途中でボキッと音がするように集中が切れる子もいる。一般に、集中は20分から25分で切れる
媒介語=母語、でないこともある
共通語と媒介語は違う。クラスとしては、共通語があると、仲良くなれるから、共通語は役に立つ。ただ、仲良くなりすぎると、甘えが出るので警戒を要する
韓国で日本語を教えている先生に聞いた話として、韓国語が分かっていても、知らないことにしてくれ、と言われているという。韓国語と日本語は似通っているが、媒介語はない方がいい
子供は例外があることを理解できないという
ここまで先生のお話があって、この後ビデオを見た。『小さな留学生』という題で、小学3年生で中国から日本の学校に転校してきた女子の生活を描いた映画である。父は日本の会社に勤めていて、女子は母と二人で中国で生活していた。都合(なんの都合だったか忘れた)で日本に来ることになった。母と女子は日本語が全くできない。西八王子の小学校に転校し、生徒として日本の生徒に慣れ、日本語を覚え、最後は学校で一番の生徒になって帰っていく、という物語(実話)であった。
日本に来て迎えにきた父に、「日本が侵略した云々」ということを、この女子が父に言った時、父は「そんなことを言ってはいけない」と教えていたことが、私の印象に残った。
学校で初めての外国の生徒だったが、女子の能力と周りの生徒の関心の深さとから、勉強、生活に慣れていく経過を見るビデオのようであった。学校側も慎重に女子と対応した。朝、通学路が同じ同級生に迎えあにいくように指導し、この生徒は、留学生が帰国するまでそれを続けた。
リフレーン
国家反逆罪新法を作ろう。
リフレーン
日本は原爆をもとう。