太田述正ブログから貼り付ける。小沢一郎が首相になった場合の普天間基地撤廃のための方策を述べている(太字)。URLはhttp://blog.ohtan.net/archives/52022175.html
である。
私[太田述正]、集団的自衛権行使に踏み込むことで、在沖米海兵隊の海外移転なり廃止なりを迫るしかないって鳩山政権の時に言ったけど、(ありえないが、仮に)小沢が首相になった場合、彼の持論の国連の傘の下での自衛隊の海外派遣論をベースにすると、純理論的には、
一、自民党政権末期に概成していた、集団的自衛権行使の禁止の緩和案を即時断行する。
二、朝鮮有事(グアム等への北朝鮮核ミサイル発射を含む)には、日本は、(現行の政府憲法解釈に反して、)集団的自衛権を発動するとの秘密誓約を行う用意があると米国に伝える。
三、国連の傘の下での自衛隊の海外派遣を可能にする政府憲法解釈変更を、首相生命をかけて行い、その上で、自民党の同意が得られれば、アフガニスタンに自衛隊の後方支援部隊を派遣する、と米国に伝える。
四、その代わり、普天間(及び岩国)を含む在日米海兵隊全基地を閉鎖し、在日米海兵隊を全面的に日本から撤退させるよう米国に要請する。
以上で、普天間問題は解決します。
ただし、そのための条件があります。
沖縄が、これまでのマッチポンプ戦略を放棄し、これからの累次の選挙で普天間の県内移転反対を貫き通すことです。
私としては、このような中途半端な形での政府憲法解釈変更はやって欲しくないのですがね・・。(これでは、例えば台湾有事の際、日本は何もできません。)
じゃ、菅首相が留任となったらどうすればいいのか。
沖縄が日和れば、時間はかかっても、辺野古移転という流れが確立するでしょうが、そうじゃない場合、普天間の恒久化を前提に施策を講じるしかないでしょうね。
リフレーン
集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html
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