豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

産経新聞よ、ちっとは考えてくれ

 太田述正氏にこうまでいわれている(太字、太田述正ブログ#4403から)が、産経新聞はどう考えるのか。なんとか反論してみてくれ。読者諸氏はURLから読んでいただければ幸いである。


URL:http://blog.ohtan.net/archives/52043511.html
<太田>


 日韓の「保守派」の新聞の質の月とスッポンの如き違いを見よ。↓


 「産経新聞は26日付で、「韓国、自走砲の半数故障」「最前線弱体化、国防相が引責」という内容の記事を掲載した。
 産経新聞ソウル支局の黒田勝弘支局長はこの記事で、・・・
 このように最近になって韓国軍の戦力が低下していることについて、韓国国内では、「太陽政策を行った金大中盧武鉉両政権の10年間に急速に(戦力低下が)進んだ」との見方が支配的と話している。・・・」
http://www.chosunonline.com/news/20101127000034


 「・・・韓国の保守勢力は口先では国土防衛を叫び、左派は発言と行動で安全保障を投げ捨てた。韓国の国内総生産GDP)に占める国防費の割合は1980年代の5−6%が90年代には3−4%となり、最近は2.7%程度まで低下した。韓国と安全保障上の状況が似ているイスラエルの国防費はGDPの6%台だ。李明博政権による過去2年間の戦力増強費の伸びは過去2年間で平均6%に届かず、それまでの左派政権の15%(07年)を下回っている。・・・」
http://www.chosunonline.com/news/20101126000027


 「保守」することができなかった「保守派」を批判しない(批判できない)「保守派」の新聞は、エセ保守派なんだぜ。


 「英国の前首相、ウィンストン・チャーチルは日本の首相軍事顧問、辰巳栄一がもっとも尊敬する人物である。」
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101128/acd1011280849004-n1.htm


↑というのが本当なら、吉田茂駐英大使の時の駐英陸軍武官の辰巳栄一は、吉田ともども(?)アホの極みだが、こんな話を得々と2010年に記事(シリーズもの)でとりあげるとは、「保守派」の産経の正体見たりって感じだな。
 (チャーチルは、全く不必要に日本帝国と自らの大英帝国を瓦解させた、英国史上最低の宰相だっての太田コラムの読者なら先刻ご承知だよな。)
 産経の読者達よ、産経に抗議し、産経をとるのを止めなさい。
 日本の主要マスコミはみんなひどいが、産経のひどさはもはや救いがたい。
[以下一部略]。

 


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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