豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

「も」と「を」

 10月18日の講義のまとめである。


「も」
 A:「同類・同種」といういみを表す「も」
  「〜もまた同様に」「〜に加えて〜も」という意味を表す「も」である。
   今日、また雨だ。
   パソコンはもちろん、デジタルカメラ持っている。

 B:「ゼロ」「少ない」という意味を表す「も」
  一銭、持ってない。(ゼロ)
  大企業は、どこ、履歴書さえ受けつけてくれなかった。(ゼロ)
  遊園地へ行こうといわれても、入場料どころかバス代の250円ないんです。(少ない)

 C:「全部、皆」「多い」
  そんなことぐらい、誰で知っている。(「全部、皆」)
  彼は最近忙しいらしく、いつ、留守番電話だ。(「全部、皆」)
  10万円あるんだから、ま、どんなレストランに入っても心配することはない。(「多い」)(入っては、「同類・同種」のだと私は考えたが、正解はなんだろうか)
  12時間寝たのに、まだ、頭がボーっとしている。(「多い」)
  役所には、何度足を運んだ。(「多い」)


「を」
  他動詞と自動詞
  「を」を取る動詞は他動詞である。「を」のつくものを「対象」と言う。ただし、「通過・移動」の「を」を取る動詞は除く。
   山見る。(他動詞)
   友人待つ。(他動詞)
   手紙書く。(他動詞)
   空飛ぶ。(「通過・移動」、自動詞)
   横断歩道わたる。(「通過・移動」、自動詞)


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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