豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

孫崎享の本

 買わなくてよかった。「太田述正コラム#5741(2012.9.14)<皆さんとディスカッション(続x1664)>」からコピペ(太字,一部赤字)する。このコラムは前項とまったく同じである。だからURLは省略する。
 なお、コラム中の(同上)は(「たった一人の反乱」より)の意味である。


<3+nyt9wR0>(同上)


 孫崎さんの本、かーなり売れてる。
 吉田茂批判をした初めての外務官僚になるのかな?


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 でも、敗戦の責任を軍部にだけ押し付けるくだりは、やっぱりねって感じ。


 「自分に都合のよい、しかしありえない分析をして、自分の望む政策を押しとおそうとする これが開戦時と終戦時に共通した日本の軍部の態度でした」「このように日本の軍部は、開戦時に甘い見通しを立てて苦い経験をしていながら、敗戦時もまた、自分に都合のいいように情勢を判断していたのです。それで苦しむのは国民のほうですから、まったくたまったものではありません。」
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<太田>


 孫崎大使がどんな吉田茂批判をしているのか知らないけど、日本の外務省キャリアOBに共通しているのは、約1名の困った変人を除いて、外務省批判を決してやらないことだねえ。 日本が独立するのと、彼らが外務省から独立するのと、どっちが先になるかなあ。


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)