豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

雪中梅届く

 宅急便ができて何がよかったかと言えば、酒が無事に送れるようになったことである。1970年代、盛岡から酒を送るのは至難だった。普通には鉄道で送ったが、必ず割られて届いた。鉄道は酒をたぶんぶん投げて、わざと割って送ったのだろう。集団は責任の所在が分からない。そういう状況では、日本人だって無責任になる。宅急便は責任の所在が明らかだから、無事に届くのだろう。宅急便さまさまである。


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)