豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

巣のある家

 だいぶ前に燕がわが家の玄関先に巣を作った。そして子燕が育って南へ帰っていった。巣はその後雀に占拠されてしまい、燕が戻れば追い出されるだろうと放置しておいたら、はたして燕は追い払おうとしたが、雀もすぐには出ていかず、喧嘩になった。挙げ句に巣が壊れてしまった。燕も雀もそのままもう戻ってこなかった。
 わが家ではそれから壁を塗り替えた。その塗料はつるつるで、泥が付かないらしく、一度燕が来たが、一つ二つ泥を付けただけで諦めてしまった。それから数年小鳥の巣とは縁なく過ごしてきた。今年、庭木の花水木に鵯が巣を作った。


 家に小鳥が巣を作った。何かしらいいことがありそうに思える。


 鵯は秋の季語、花水木は春の季語、時期は夏。これじゃ句にはならなかったか。


 リフレーン
 集団的自衛権行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)