大して波乱があった訳ではないが、それなりに女房と諍いはあった。酔った夜半、気がついたら女房が、真っ暗な道を私一人を後ろの座席に乗せて、突っ走っていた。そんなことが思い出される。女房は半分ぶつかってもいいと思っていたのではなかろうか。 退職前の一年間だけ、講義で水戸までいくとき、女房に車で送り迎えしてもらった。電車で痴漢呼ばわりされて、退職金をふいにしたくなかったからだ。今もそうだが、セクハラが喧しくなってきていた時期だった。
今は、体調の多少の不調はあるが、まだ介護まではいかない。入院手術も今はない。しかし、もし私が九十にでもなったとき、どうなっているか。先のことはしばし忘れて今の平穏を享受しよう。
リフレーン
防衛キャリア30年大田述正
最大の安全保障はアメリカからの独立
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リフレーン2
日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦「管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)