豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

日米欧の対中国包囲網が形成されつつある

「株式日記と経済展望」の本日の記事から、toraさんの書いた部分の一部をコピペした。コピペの最初の部分と最後の部分を紫色で示し、重点部分を赤字にした。


 中国の反攻はどのような形になるのだろうか。中国はすでに覇権国になっているという説もあるが、どうなるのだろうか。それにしても「円」はやはり強い。


URL;https://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/5630ae9b712d2dbc309306e225f10c
親中派の大手マスコミやウォール街も、トランプ批判をしてはいても国民世論の流れは変えられないようだ。さらに「米国とEUが当面新たな関税導入を控えることで合意したこと」で米欧が経済協定で連携して、EUと日本とでEPAで調印しましたが、日米欧の対中国包囲網が形成されつつある。さらにTPPもアメリカやイギリスが加わる可能性もある。

中国はもともと中華思想の国であり、対等な同盟国はなく、あるのは朝貢国だけだ。共産党一党独裁国家だから国際的が常識が通用しない。勝手に南シナ海岩礁を埋め立てて軍事基地を建設してしまう。日本に対しても尖閣も沖縄も我が国のものだと言い出す。それに対してアメリカは危機感を感じるようになってもおかしくはない。

それを決定的にしたのが、AIIB加盟問題であり、アメリカの孤立化がはっきりしてしまった。これに対して日本のマスコミも「AIIBに加盟しないとバスに乗り遅れると」騒ぎ立てた。日米を差し置いて金融が成り立つのかということですが、ドルと円の日米を差し置いて国際金融機関が成り立つはずがない。実質的なG2は日米によるG2通貨支配体制なのだ。

 リフレーン1
 防衛キャリア30年太田述正  
 最大の安全保障はアメからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/blog
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 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)