豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

日本の狂犬病の撲滅について

 太田述正コラムからのコピペである。コピペの出発点と最終点は紫色で示し、注目してもらいたい部分は赤字で示した。コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。


 前項と同じコラムである。
 私は、本名では獣医師の資格を持っているはずなのだが、狂犬病についての授業で、狂犬病の撲滅には獣医師の献身があったと教わった。撲滅する過程において何人ももの獣医師が廃人になったというのである。よく覚えておいてほしい、と言われたのが印象に残った。教師の先生はそこまでしかお話にならなかったが、授業を受けていた学生たちは次のような事情があったものと理解した。それは狂犬が街中に猖獗を極めていたころ、その捕獲は獣医師だった。おそらく保健所の獣医師の仕事だったと思うのだが、捕獲時に噛まれた獣医師が、その治療を受ける。噛まれれば確実に発病する。発病すれば確実に死ぬ。治療法は、弱毒生ウイルスの接種である。このウイルスが、副作用として脳に障害を起こすことがあり、その結果、廃人になる場合が一部の人に起こることがあるのである。獣医師の一部の人を廃人にすることによって、日本の狂犬病は、撲滅されたのである。


URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/11217
太田述正コラム#10020(2018.8.21)
<皆さんとディスカッション(続x3806)>
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓


[途中略]

 <そして、これもだ。↓>
 「中国メディア・新華毎日電訊は・・・「日本の文明的なイヌの飼育が与える啓示」とする記事を掲載した。  記事は「仕事の都合により日本で10年近く生活したが、東京の街を散歩していても、繋がれていないイヌに出くわしてドキドキしたことはなかった。町内では繋がれていないイヌがそこらで遊んでいるのはおろか、野良犬が住み着いているのをほとんど見かけなかった。そして、道路にイヌの糞が落ちているのも見なかった」と紹介した。
 そのうえで、「これは日本の社会がすでに良好なイヌ飼育の文明を持っていて、充実した法律法規によって飼育が厳しく管理され、飼い主も自覚的にルールを守っていることによるものなのだ。例えば、東京都の動物愛護・管理条例では、犬を鎖などでつないでおかないと30日以下の拘留もしくは1万円以下の罰金に処される可能性があるのだ」としている。
 そして、日本ではイヌを飼うにあたり「他人に迷惑を掛けない」というのが基本的な共通認識になっていると指摘。散歩をする飼い主はトイレットペーパーや水入りのボトルを携行し、イヌが出した糞を回収したり、尿を流したりする鄒間が身についていると伝えた。
 また、日本では好き勝手にイヌを飼ったり捨てたりすることができず、飼育自体を禁止している住宅エリアもあるとしたほか、万一イヌが失踪した場合はルールに沿って手続きをする必要があるほか、途中で他人を傷つけた場合は飼い主が一切の責任を負わなければならないと紹介している。
 記事はさらに、日本では約60年に渡って狂犬病が発生していないことにも言及。その大きな要因が登録制度と予防接種の制度にあるとし、1950年に狂犬病予防法が制定されると、わずか7年の間にそれまで多発していた狂犬病が撲滅されたとした。」http://news.searchina.net/id/1665675?page=1


 リフレーン1
 防衛キャリア30年太田述正  
 最大の安全保障はアメからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/blog
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 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)