豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

穏やかである

平成の御代が穏やかなうちに終わろうとしている。陛下は自民党の支配を必ずしも肯定だけなさっておられないと思うが、象徴としての天皇は認めておられる。それは現憲法を認めておられるのである。だから日本の独立は望んでおられないと考えていいのだろうか。

大戦でなくなられた兵士をあらゆる場所を訪れて慰霊しておられるのは、いつまでも軍隊を作り上げ独立せよとの思し召しだと何かで見たように思うが、それは現憲法下ではかなわぬ。象徴と独立とは二律背反のようだが、そうではないのだろう。

 リフレーン1

 防衛キャリア30年太田述正

 最大の安全保障はアメリカからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf

 リフレーン2

 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)