豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

国立大学図書館友の会

 国立大学図書館友の会という組織を広島大学で作ったという。年会費二千円。百八十人の申し込みがあった。
 この申し込み数は、会費の合計三十六万円から見ても意味のある数ではない、という人と、大学の図書館は一般の人がだれでも来て利用できるところではないのだから、ずいぶんの人数だ、という意見があった。
 会費をとるかどうかはひとまずおいておき、友の会を考えると、多少でも入館者数を増やすという観点から、検討してみるべきだろう、と私は考えた。
 博物館や美術館などと同様に友の会を考えてみてはどうか、という考えを持った。