豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

昭和四十年代、化学は万能だった

 昨日のレセプションで名刺交換した東京工業大学の図書館長とのお話を思い出した。記録しておく。
 昭和四十年代、化学は万能だった。東京工業大学の先生とお話しをした。私は東京工業大学に行きたかった、というところから話を始めて、受験時代、それが昭和四十年代なのだが、そのころは化学でなんでもできると考えられていた、ということに賛成していただいた。
 その先生はさらに、昭和四十年代は化学であったが、今は、バイオとナノテクの時代である、とのことであった。また、名前も大切で、農学は古い。なにか粋な名前に替えた方がいいとも言われた。